フリー・チャーチ牧師・田崎の部屋

牧師・田崎敏明の日々の徒然日記

教会の下足番をし続けた衆議院議長


明治時代に板垣退助らと共に活躍し衆議院議長も務めた政治家の片岡健吉は、42歳の頃にキリスト者となりました。そして坂本竜馬の甥の坂本直寛や、板垣退助の子である板垣鉾太郎らと共に洗礼を受けています。


そして片岡は衆議院議長の職についた後も、教会に行く時は早く行き、玄関で下足番をしていたそうです。(皆さんが履いて来た草履などを預かり、スリッパを出したりする役)
武士出身の片岡がそういうことをするのは、相当の覚悟とへりくだりがなければ出来なかったことだと推察します。


しかし、イエス・キリストの模範が片岡の心を大きく動かしたのではないでしょうか。
その模範とは、聖書のルカの福音書に記録されていることです。イエス様は夕食の後、上着を脱ぎ、手ぬぐいを取って腰に巻き、たらいの水で弟子たちの足を洗われたのです。当時それは使用人が主人に対して行うことでした。


神であるイエス様自らが弟子たちの足を洗いながら
「私がしたように、あなたがたも互いに足を洗い合いなさい」
と語られたのです。


私もこのイエス・キリストの言葉に感化された行いをしたいと思います。あなたはいかがですか?



※私はある時、教会の礼拝会で、思い立ちで「よし今日は私がこれからみんなの足を洗う!」と偉そうに言いました。すると女性陣から「やめてくださいっ!」とブーイングが起こったのでした(笑)

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