フリー・チャーチ牧師・田崎の部屋

牧師・田崎敏明の日々の徒然日記

初めの愛

親は子供が生まれると
「この子がもうただ元気でいてくれたら、ほんとそれだけでいいわ~」
と思うものです。
ところが(笑)、4,5年も経つと、その元気に遊び回っている子供を捕まえて、
「もっと勉強しなさい!」
「もっとしっかりしなさい!」
「もっと早くしなさい!」
「もっと普通にしてよっ!」
と、「もっともっと」と要求し始めるものです。もちろんそれも愛しているからではあります。
でも初めの愛は「もっともっとの愛」でなくて、「そこにいてくれてありがとう」という、その存在そのものに対しての愛だったはずです。
もっともっとと要求する愛があります。一方、今のありのままを受け留める愛もあります。
イエス・キリストの愛は、今のありのままの私を受け留めてくださる愛です。そしてそれから私を日々成長させてくださる愛です。


■「あなたのためだったら私、死んでもいいわ~~」
と言っていた新婚時代の初めの愛。
しかし、4,5年も経つと、
「あんたのためなんかに死んでたまるもんですかっ!!」
となる。あっ、それはまた別の問題か…(笑)


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